フレデリックの文化ガイド(2020/12)
働き始めて以来、忘年宴会のない年は初めてです。〝今年の漢字〟の予想は「禍」と「密」が圧倒的。忘れられない年になりました。
*イチオシ・シネマ*
今季のお正月映画はアニメがズラリ。のんびりできそう。
イチオシは、小倉昭和館2で上映中の「リンドバーグ」と「シェイクスピアの庭」の2本立。スウェーデンとイギリスの代表的作家が主人公。若き日の彼女と晩年の彼という対照的な設定も楽しめそう。その後、平均年齢72歳のチアリーディングチームが夢に向かって奮闘するハートフルコメディ「チア・アップ!」(19年米)が続き、元気よく年越しできそうです。
シネプレックス小倉で上映中の「燃ゆる女の肖像」の主人公は18世紀の画家とモデル。両者とも女性。〝見つめること〟の行為がもたらす官能を描くフランス映画。観たい!
イオンシネマ戸畑で上映中の〝ネットフリックス〟の裏側を描いたドキュメンタリー「NETFILIX/世界征服の野望」は映像ファンとして興味大です。
日本映画は、三浦春馬が五代友厚を熱演した「天外者(てんがらもん)」をどうぞ。
*映画サークル情報*
12月は「北の果ての小さな村で」でしたが15日で終了。
新年1月は、「今さら言えない小さな秘密」(18年仏)。国民的イラストレーター、J=ジャック・サンペの絵本の映画化です。南仏プロバンスの村を舞台にほんわか温かい映画で初笑いを。タイトルの「秘密」とは?
17日(日)10時 小倉昭和館
18日(月)19時 小倉昭和館
19日(火)14時 戸畑市民会館