フレデリックの文化ガイド(2021/11)
立冬が過ぎ、イルミネーションと紅葉がきれいな季節。気持ちも少し明るい晩秋です。
*イチオシ・シネマ*
今月は、小倉昭和館に注目。1で上映中の「ブラックバード家族が家族であるうちに」は病床の母と家族の物語。S・サランドンとK・ウィンスレットの共演が見どころ。併映は「いのちの停車場」。続く25日からは「沈黙のレジスタンス ユダヤ孤児を救った芸術家」。〝パントマイムの神様〟マルセル・マルソーの実話です。2では20日からドキュメンタリーの傑作3本を上映。「ブータン山の教室」と「こどもしょくどう」は2本立て、「緑の牢獄」は封切り一本上映です。途中上映時間が変わるので要注意。これらをまとめてイチオシに!
シネコンでは上映中の「リスペクト」がおススメ。〝ソウルの女王〟アレサ・フランクリンの半生を描いた伝記ドラマです。内容・時間はネットでご確認を。昭和館は火曜日休館。
*イチオシ・コンサート*
12月19日(日)に「庄野真代コンサート」を開催します。「飛んでイスタンブール」、「モンテカルロで乾杯」等、故・筒美京平の大ヒット作や昨年発売のアルバム『66』からの新曲までを、今も褪せない歌声と女性デュオ227の演奏でお届け。15時から北九州芸術劇場中劇場にて。S席5800円、A席4800円。
*映画サークル情報
今月は19年のフランス映画「スペシャルズ!政府が潰そうとした自閉症ケア施設を守った男たちの実話」。邦題でだいたい内容が分かってしまいます。ヒット作『最強のふたり』の監督二人と、彼らがほれ込んだ二人の男優による笑いと涙の感動作です。
19日(金)14時 戸畑市民会館 中ホール
21日(日)10時 小倉昭和館
22日(月)19時 小倉昭和館