フレデリックの文化ガイド(2022/7)

 2022年7月は日本史に残る事件が起きた。小田和正の歌う「生まれ来る子供たちのために」を複雑な思いで聴いた夏の日。

*イチオシ・シネマ*

 シネコンでは、夏休みファミリー向け映画を続々公開中。こんな時こそ小倉昭和館へ! 24日からは1にてアンコール上映のイタリア映画「ひまわり」とフランス・グルジア合作「あの日の声を探して」の反戦2本立て、2にてビリー・ホリディの伝記ドラマとドキュメンタリー2本立てが上映されます。続いて8月6日~19日は、1にてアメリカの「ナイル殺人事件」とフランスの「ブラックボックス音声分析操作」のサスペンス2本立て。2では原爆をテーマにした日本映画「太陽の子」「8時15分ヒロシマ父から娘へ」の2本立て。加えてこの間「ONODA一億夜を超えて」「俺は、君のためにこそ死ににいく」が特別上映されます。詳細は昭和館HPで。
 今月のイチオシは、シネプレックスで7月29日から上映されるノルウェー他合作の「わたしは最悪。」に!〝圧倒的リアル〟で世界が絶賛しました。

*イチオシ・コンサート*

 7月24日(日)に開催する「外山啓介ピアノ・リサイタル」が迫ってきました。若手男性ピアニストが話題を集める昨今の日本ですが、彼はその走りと言えます。全国ツアーの一環で北九州で聴けるチャンスをお聴き逃しなく!15時から戸畑市民会館大ホールにて。詳細は北九州労音HPを。


*映画サークル情報*

 今月は、14年のフランス映画「エール!」をムーブフェスタ市民企画事業として上映します。夢と家族愛に揺れる主人公と笑い、泣きましょう!
前売1,000円、当日1,200円。
20日(水) 14時 ・ 18時30分 ムーブ・2階ホール

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