北九の仲間(2022/10/17 No.1343)

今月号の記事

連載記事

市民のいのちとくらし職員の権利を守る!!

団結してガンバロー!

 市職労は9月23日、生涯学習総合センターで、第156回定期大会を開催しました。昨年は新型コロナウィルス感染症流行のため、書面開催としましたが、今年は感染症拡大予防に注意を払い、時間を短縮して開催しました。

重野執行委員長

 開会挨拶で重野執行委員長は、「新型コロナの感染拡大が始まって3年が経とうとしています。この間、市民のいのちと健康を守るために、私たちの仲間がさまざまな職場で、昼夜を問わず奮闘を続けています。あらためて敬意を申し上げます。
 年明け早々には、北九州市長選挙が闘われます。北橋市長は、条件付きで引退を表明しています。市民本位の北九州市を実現するため、市民の会に結集しおおいに奮闘したいと思います。
 これまでの市職労運動に確信を持ち、引き続き要求実現に向けて組合員の力をあわせ、今大会を皆さんの協力のもとで成功させましょう。」と述べました。
 続いて、「22年度経過報告」「22年度決算報告」「23年度運動方針(案)」「賃金確定要求(案)」「23年度予算(案)」「臨時組合費(案)」などが提案されました。
 参加者による活発な討論が行われ、提案された議案はすべて承認・可決されました。発言については2面に掲載しています。

津村副執行委員長
機関紙コンクールの表彰
金賞の女性部

 評議会・部会・区協議会が発行した1年間の組合ニュースを、審査し表彰しました。
【金賞】「野ばら」女性部
【銀賞】「復刻版 ひろば」門司区協議会
【銅賞】「水友」水道評議会
【ネイチャー賞】「てんぼう」小倉北区協議会
【テイスト賞】「くれよん」保育所部会
【ワールド賞】「いのちと健康センターニュース」いのちと健康センター
【参加賞】「一般評議会ニュース」一般評議会、「保健福祉部会ニュース」保健福祉部会、「青年部ニュース」青年部

大会参加者の発言

◇一般評議 西坂代議員

賃金確定闘争では賃金改定についての要求を、組合員、職員の意見を反映させる必要がある。賃金委員会で交渉での追及点を検討する。賃金討議資料を作成するので、ぜひ利用してほしい。福岡市は11時間のインターバル制度を導入。北九州市でも実現したい。会計年度任用職員アンケートでは、賃上げ、雇用継続、退職金・一時金について要望が多い。ニーズに沿ったたたかいを。集会や要請行動に多くの組合員に参加してもらい、組合員の拡大、役員の開拓に繋げたい。

◇一般評議会 池田代議員

目に見える活動として「てんぼう」の定期発行と「早朝職場オルグ」を重視している。「区長要請」「超勤実態調査」等の活動を知らせている。マイナンバーカードの取得で市民課職場はたいへん。市民課部会で要求書を提出。あらためて、マイナンバーカードの業務を、市民課から切り離し東西2ヶ所のセンターの設置を強く要請した。秋季年末闘争を全力で奮闘する。

◇保育所部会 三宅部会長

新型コロナ罹患者が増え、部分休所の園が多く、保育所運営に支障をきたす恐れ。区内でサポートすることを保育課と確認した。国による保育士の処遇改善で、会計年度任用職員だけでも給与3%アップさせた。保育所は会計年度任用職員なしでは、成り立たない。その他の処遇改善に繋げていく。「新採歓迎行事」で集まって語り学ぶことの大切さを再確認できた。今年も国会請願署名に取り組むのでご協力を。

◇調理員部会 吉川代議員

一番の要求は新規職員採用。今年度5名の採用があったが、在職者の退職により2名の欠員。会計年度の制度が始まり、4時間パートの欠員が常態化。7時間の長時間パートが必要であると、教育委員会に対し、学嘱労と連名で要求書を提出する。現在直営は特別支援学校のみ。直営の普通校をつくり、北九州市の学校給食の質の向上を求めていく。

◇一般評議会 中尾代議員

 中央安全衛生委員会で、休職者の状況の報告があった。病休者の割合が、平成21年は1・25%。復職支援講座、一次予防・二次予防・三次予防といった、メンタルにならないように体制を整え、10年かけて令和元年0・85%となった。ところが、令和元年60人、令和2年80人、令和3年93人の1・29%。当局は横ばいと言うが、様々な施策の上で増えているのは問題。職場では、コロナの関係もあるが、歓送迎会、レクリエーションが減っている。異動してきた職員が孤立しがちで仕事が覚えられない。仕事は減らないのに残業代を抑制される。各区の衛生委員会で職場の状況を共有し論議していく。

◇水道評議会 山田さん

 ひろばOBとして門司区協の応援に行っている。一般評議会でも、各区協議会の応援を頑張ってほしい。

◇水道評議会 永野さん

 組合員の拡大を。残業実態調査、保健所応援職員アンケート等、素晴らしい取り組み、安全衛生委員会での病休者の報告等、ニュースで多くの人に知らせることが大事。

おつかれさまでした!
退任の三宅さん

前年度で、保育所部会の三宅さんが役員を退任されました。「若い方々の活躍を期待します。」とエールをいただきました。

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9条の会

グローバル時代を待っていた日本国憲法

 10月2日、第63回福岡県母親大会が開催され市職労女性部もオンラインで参加しました。
 記念講演は同志社大学大学院教授でマクロ経済分析、国際経済が専門の浜矩子さん。「日本国憲法は、決して古臭くなく、むしろ今のグローバル時代を待っていた。『諸国民との協和(前文)』がなければ世界中の生産活動に影響することは明らかであり、『いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならない(前文)』のであって、『正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求する』という9条をもつ日本こそが、ロシアに対しウクライナ侵攻をやめろと迫る権利と義務をもつ。しかし、自民党所属議員たちはここぞとばかりに軍備を増強しようとしている」とキレのある講演で、改めて憲法の先見性とすばらしさを学びました。
 「憲法9条改憲を許さない」特別決議と大会宣言を採択して終わりました。

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キタぶら 北九州ぶらり散歩

フシギがれ!

 スペースワールド跡地に出来た「ジ・アウトレット北九州」の一角に、4月にオープンした市立科学館、愛称「スペースLABO」へ行ってきました。予約時間の関係で、まずは3階のプラネタリウムの観覧から。
 ドームの中に入るとまず目に入るのが、前身の児童科学館の時代から数えて3代目の投影機。1、2代目と比べて非常にコンパクトですっきりとした球体で驚きました。
 大人対象のプログラム「まだ見ぬ宇宙へ」を観覧。壮大な宇宙の中を遊覧飛行しているような感覚でした。
 プラネタリウム入口の前にある「スペースラウンジ」は、天動説が信じられていた時代から、アポロ計画、近年の宇宙開発のパネル展示や、アポロ司令船などが展示されています。将来は、現在進められているアルテミス計画についても、展示に加えられていくことを期待します。
 プラネタリウムは予約、料金が必要ですが、スペースラウンジは、予約も料金もいりません。次号では、常設展示「サイエンスLABO」についてご紹介します。

スペースLABOの外観
アポロ司令船
宇宙開発の歴史がわかる展示

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共済便り

21年度「個人還元」が実施されます

  対象は、還元対象期間(21年6月~22年5月)に生命共済基本型・交通災害共済にご加入の方です。
 21年は新型コロナウイルス感染症に係る支払いが増大し、医療共済の個人還元がありません。その分、みなし入院の給付は、社会情勢を見据えつつ当面支払いを継続します。
 また、還元対象期間に、144,000円を超える支払共済金を受けた方は、対象になりません。
 40歳以下の生命共済加入のみなさまには、二重の喜び「サポートU40」も併せてお届けします。
 組合員の皆様のお手元には10月末頃になると思います。詳しくは市職労本部にお尋ね下さい。
 なお、火災共済に還元金はありません。

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お知らせ

ー10月ー
●24日(月)18時15分~
【総決起集会】本庁舎北側玄関
●29日(土)30日(日)
【第32回人間らしく働くための九州セミナー】
記念講演「病気は社会が引き起こす」木村知 氏(医師)
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ー11月ー
●1日(月)18時15分~
【要請行動】本庁4階総務局

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